猫の食べ物

猫が食べると危険な食べ物一覧表【71種類】

2020年1月8日

こんにちは、よっしーです。

あなたは猫が食べてはいけないものについてどれくらいご存知ですか?

玉ねぎぐらいなら知ってる? チョコは? イカは? サンマは?

あと、植物にも食べちゃいけないものがあるって知ってました?

猫と人間は全く別の生き物。体の作りも食性もまるで別物です。

食べてはいけないものをうっかり食べさせてしまうと最悪の場合、死に至ります。

人間は食べてもなんともないのに猫が食べてはいけないものというのは意外と多いものなのです。

そこでこの記事では猫が食べてはいけないものを可能な限り網羅して書きたいと思います。

この記事で書くもの以外にも食べてはいけないものはあるかもしれませんので、書いてないからと言って安心しないでください。

表の見方

「名称」は食べ物の名前、「説明」にはどのような害があるかを書いています。

「危険な量」と「症状が出るまでの時間」は判明している場合のみ書いています。書いてないからと言って安全というわけではありません。

野菜

基本的に猫は肉食であるため、野菜は猫にとって必須の食べ物ではありません。キャットフードに入っている野菜で十分に栄養はとれるため、野菜単体であげるのは禁止しても問題ありません。

名称 説明 危険な量(目安) 症状が出るまでの時間(目安)
玉ねぎ 溶血性貧血を引き起こす。いわゆるネギ中毒。非常に危険なので食べさせてはいけない。加熱してもダメ。煮汁もダメ。 体重1kgあたり玉ねぎ15g〜20gで死ぬ。小さい玉ねぎが170gぐらい。 12時間〜数日
ネギ 玉ねぎと同じ - 玉ねぎと同じ
ワケギ 玉ねぎと同じ - 玉ねぎと同じ
リーキ 玉ねぎと同じ - 玉ねぎと同じ
ニンニク 玉ねぎと同じ - 玉ねぎと同じ
らっきょう 玉ねぎと同じ - 玉ねぎと同じ
ニラ 玉ねぎと同じ - 玉ねぎと同じ
ネギの仲間 ヒガンバナ科ネギ属に属する植物全部。玉ねぎと同じくダメ。 - 玉ねぎと同じ
ほうれん草 シュウ酸が含まれており尿路結石の原因になる。食べたからと言ってすぐ死ぬようなものではないが、食べさせないほうがいい。 - -
春菊 ほうれん草と同じ - -
アボカド ペルシンという生物が猫に有害。最悪の場合死に至る。加熱しても不可。 種類によって異なる 種類によって異なる
アスパラガス アルカロイドという成分が猫に有害。腹痛や嘔吐を起こす。十分に加熱すれば可。生は不可。 微量でも不可 -
かぼちゃ 生の場合は消化不良を起こす。加熱して柔らかい状態なら可。 - -
きのこ類 人間が食べれるものなら可。生の場合は食中毒の危険。加熱すれば問題ないが猫はきのこを消化できないため、食べさせる意味はない - -
ぎんなん ビタミンBを阻害する4'-メトキシピリドキシンという毒物が入っており、痙攣や嘔吐、呼吸困難を起こす。人間でも食べすぎると危険。猫は1個でも食べたら危険。 1個でも不可 1時間〜12時間以内
ゴボウ タンニンという成分が腎臓や肝臓に有害。 - -
れんこん ゴボウと同じ - -

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果物

果物も野菜と同じく必須の食べ物ではないため、全般を禁止しても問題ないです。

名称 説明 危険な量(目安) 症状が出るまでの時間(目安)
いちじく 茎、葉、実の皮にフィカインという物質が含まれており、これを猫が食べると体内の粘膜が溶けてしまい炎症を起こす。触っただけでもかぶれるため不可。 - -
柑橘類 皮に含まれるリモネンという成分が中毒症状を起こす。嘔吐や痙攣など。最悪の場合死に至る。 微量でも不可 -
ざくろ 皮に毒性あり。中毒症状を起こす。 - -
ぶどう 急性腎不全を起こす。最悪の場合死に至る。ジュースや干しぶどうなどの加工品も不可。 微量でも不可 2〜5時間
プルーン ぶどうと同じ ぶどうと同じ ぶどうと同じ
マスカット ぶどうと同じ ぶどうと同じ ぶどうと同じ
パパイヤ 口の中や胃の粘膜がかぶれる。重篤な場合、呼吸困難を起こす。 - -
あんず 熟す前の実に青酸が含まれており、有毒。熟せば安全だが猫には食べさせる必要はないため禁止したほうがいい。 - -
さくらんぼ あんずと同じ - -
びわ あんずと同じ - -

肉類

猫は肉食であるため基本は肉を食べさせても問題ありません。しかし、あげかたに注意するべき点が少々あります。

名称 説明 危険な量(目安) 症状が出るまでの時間(目安)
生肉 食べたら毒というわけではないが、大腸菌やカンピロバクターなど食中毒の危険がある。猫に症状が出なくても人間にも感染する可能性があるため加熱して食べさせたほうが無難。 - -
レバー 食べたら毒というわけではないが、食べさせすぎはビタミンA過剰症になり危険。ときどき少量を与えるぐらいなら可。 大量に毎日は不可 -
骨付き肉 骨が喉に刺さる可能性があり危険。骨そのものも与えたらダメ。 - -
加工肉 ソーセージやハムなど。香辛料が入ってる場合があり、猫には有毒。 - -
人間用の肉料理 ハンバーグやすき焼きの残りなど。玉ねぎが入ってるため危険。唐揚げは油が多すぎて有毒。人間用の料理は食べさせたらいけない。 - -

魚介類

猫の好物は魚というイメージがあるかもしれませんが、もともと猫は肉を食べて暮らしていた動物であり、魚への適応性は意外と低いです。食べてはいけないものがたくさんあります。

名称 説明 危険な量(目安) 症状が出るまでの時間(目安)
生魚(刺し身) 大腸菌やアニサキスなど食中毒の危険がある。猫に症状が出なくても人間にも感染する可能性があるため加熱して食べさせたほうが無難。 - -
イカ 少量なら問題ないが、頻繁に与えるとビタミンB1欠乏症になる。加熱すれば可だが消化が悪いため無理に与えないほうがいい。 刺し身を大量に毎日は不可 -
エビ イカと同じ イカと同じ -
貝類 イカと同じ イカと同じ -
タコ イカと同じ イカと同じ -
カニ イカと同じ イカと同じ -
ししゃも 毒ではないが塩分が多いので危険。 - -
干物 毒ではないが塩分が多いので危険。 - -
青魚 毒ではないが、不飽和脂肪酸がビタミンEを破壊し、イエローファットという病気を引き起こす。頻繁に与えると危険。カツオとマグロは可。 頻繁に与えるのは不可 -
魚の骨 喉に刺さるため危険 - -

穀物

食べても問題ないケースがほとんどで、キャットフードのかさ増しなどに使われてたりしますが、栄養的には全く期待できないので穀物だけをあえてあげる必要はありません。

名称 説明  危険な量(目安) 症状が出るまでの時間(目安)
与えても問題ないが、消化に悪いためあまり頻繁には与えないほうがいい。 - -
小麦製品 米と同じ - -
そば 米と同じ - -

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豆類

基本的には食べて大丈夫ですが、以下の2つの豆製品は死に至る危険があります。

名称  説明 危険な量(目安) 症状が出るまでの時間(目安)
コーヒーの粉 カフェインは猫には有毒。摂取量によっては死に至る。 体重1kgあたりカフェイン15〜20mg。致死量は体重1kgあたり150mg。 1時間〜2時間
カカオ テオブロミンという成分が猫に有毒。摂取量によっては死に至る。 体重1kgあたりビターチョコ3〜4g。チョコの種類によって異なる。 6時間〜12時間

飲み物

人間の飲み物は全般的に禁止すべきです。猫には水以外飲ませるべきではありません。

名称  説明 危険な量(目安) 症状が出るまでの時間(目安)
コーヒー コーヒーの粉と同じ。 コーヒーの粉と同じ。 コーヒーの粉と同じ。
ココア カカオと同じ。 カカオと同じ。 カカオと同じ。
アルコール 人間よりも致死量がかなり低いので注意。人間と同じ感覚で飲ませると死に至る。 日本酒ならおちょこ1杯弱(37ml)で死に至る。 数分〜数十分
お茶 緑茶、紅茶、烏龍茶などお茶類は全般的に不可。理由はコーヒーと同じ。 コーヒーの粉と同じ。 コーヒーの粉と同じ。

調味料

塩分や糖分過多になるので全般的に禁止すべきです。ただし、例えば夏バテで水を飲まない場合などに経口補水液を作るとか、そういう非常時には与えていいです。与え方は必ず獣医師の指示に従ってください。

名称 説明 危険な量(目安) 症状が出るまでの時間(目安)
しょうゆ 塩分が多すぎるので厳禁。大量摂取すると死に至る。 大量摂取すると危険 -
塩分が多すぎるので厳禁。大量摂取すると死に至る。 猫のデータは不明。犬の場合は体重1kgあたり4gで死に至る。 -
砂糖 少しぐらい舐めても死んだりはしないが、糖尿病の恐れがあるので大量摂取は不可。 大量摂取すると危険
味噌 塩分が多すぎるので厳禁。大量摂取すると死に至る。 大量摂取すると危険 -
その他の調味料 多くの場合、塩分や糖分が多すぎるので不可。 - -

乳製品

食べていいものと悪いものがある。また食べて良いものでも体質によっては下痢したりするので注意。

名称 説明 危険な量(目安) 症状が出るまでの時間(目安)
牛乳 基本は不可。乳糖を分解できずひどい下痢を引き起こす。大丈夫な猫もいるが、猫用ミルクを買って与えたほうが無難。 - -
チーズ 食べたからと言って死ぬわけではないが、塩分と脂肪分が多いので非推奨。猫用のチーズも売ってるのでそちらを利用すると可。 - -
ヨーグルト 低脂肪で無糖タイプのものなら可。しかし体質によっては下痢するので様子を見ながら与えたほうが良い。 - -
バター 食べたからと言って死ぬわけではないが、塩分と脂肪分が多いので非推奨。食べさせる必要のない食品のため禁止で良い。 - -

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観葉植物

猫は肉食動物ですが意外と草を食べるのが好きで、置いてある植物をムシャムシャと食べてしまうことがよくあります。植物の中には毒性を持つものもあるので危険です。

名称 説明 危険な量(目安) 症状が出るまでの時間(目安)
ポトス 樹液や葉の汁を食べると口の中の粘膜が炎症を起こし、吐き気をもよおす。 - -
スパティフィラム ポトスと同じ - -
アロエ 毒性があり、下痢をする。猫が好む歯ざわりなのですぐ食べてしまうので注意。 - -
ユリ科の植物 玉ねぎと同様の成分が含まれている。死に至る危険があるため不可。 - 玉ねぎと同じ
モンステラ シュウ酸が含まれているため泌尿器に悪い。汁が皮膚に触れると炎症を引き起こす。 - -
バラ科の植物 アミグダリンという有毒な物質が含まれており、中毒を起こす。呼吸困難になり、死に至る。 - -
イチジク属の植物 いちじくと同じ いちじくと同じ いちじくと同じ
アイビー 毒性があり、下痢や嘔吐を引き起こす。 - -
セローム シュウ酸が含まれているため泌尿器に悪い。汁が皮膚に触れると炎症を引き起こす。 - -
ドラセナ 嘔吐や下痢を引き起こし、最悪の場合死に至る。 - -
タバコ ニコチンが中毒を引き起こす。紙タバコの場合、副流煙も有害。アイコスなどの電子タバコの害は明らかになってないが、副流煙の匂いを猫は嫌がるため不可。また、紙タバコのフィルターを誤って飲み込むと腸閉塞の原因になる。 - 15〜40分

猫が危険な物を食べてしまわないためには……?

猫が危険な食べ物を食べてしまわないためには「キャットフード以外食べさせない」ということが効果的です。

「総合栄養食」と書かれたキャットフードは「それだけ食べさせていれば完全に猫の栄養を満たせる」というものであり、他の食べ物を食べる必要はありません。

つまり総合栄養食のキャットフード以外の食べ物はすべて嗜好品(おやつ)であって、生きるためには不要のものということを知っておくべきです。

もちろん、おやつを食べたらいけないというわけではありません。おやつは生活に楽しみを与える重要なものですからあげてもかまわないです。

その際には食材をそのままあげるのではなく「ちゅ〜る」などの猫用に作られたおやつを与えましょう。

猫用に作られたおやつは猫に安全なものしか入ってませんから、あげても大丈夫です。

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よっしー/動物ライター

猫を飼いはじめたばかりの初心者の方のために、役立つ猫の知識を発信する動物ライターです。猫飼育歴約30年。動物好きの家庭に生まれ育ち、幼少のころから犬、猫、鳥、魚、爬虫類などを飼ってきました。全ての猫と飼い主さんが幸せになるような記事を書きたいと思います。日本愛玩動物協会会員

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