猫が薬を自分から飲む!初心者でも簡単にできる飲ませ方 #PR

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こんにちは。クボタです。

猫ちゃんが体調を崩したとき、病院に連れていきますね。そして、診察を受けて、薬をもらって帰ってきますね。

ここで初心者の猫飼いさんの頭を悩ませるのは「どうやって薬を飲ませたらいいの?」ということ。

猫ちゃんは苦いお薬をそう簡単には飲んでくれません。

抱っこして口の中に放り込んだり、砕いてご飯に混ぜてみたりしても、なかなか飲んでくれませんよね。

そこでこの記事では、初心者でも簡単にできる猫の薬の飲ませ方について書きます。

この記事を読めばあなたの猫ちゃんも薬を飲んでくれるようになること間違いなし!最後まで読んでね。

目次

猫に薬を飲ませるためには投薬用おやつを使うべし!

結論から言うと「初心者が猫に薬を飲ませるには投薬用おやつを使え!」というのが答えです。

投薬用おやつとはキャットフードメーカーが薬を飲みやすいように補助する目的で作ったおやつです。

いちばん有名なのは「いなばのチャオちゅ~る投薬用」ですね。

普通のちゅ〜るよりも粘度が高めで半固形状の粘土のような質感です。

その粘土のようなおやつで錠剤を包んで食べさせるのですね。

そうすると猫ちゃんはおもしろいように自分からムシャムシャとお薬を食べます

なぜ投薬用おやつを使うと良いのか?

投薬用おやつはキャットフードメーカーが嗜好性を研究し尽くして作っているので、猫ちゃんの味覚にバツグンに刺さります。

よって、苦いお薬が入っていても猫ちゃんは自分からムシャムシャと食べます

また、普通のおやつと違って薬を包みやすいように研究されています。

錠剤のお薬なら簡単に包めますし、手も汚れません。

投薬用おやつを使うことで、薬を嫌いにならずに美味しく簡単に飲むことができるのです。

投薬用おやつの安全性は?デメリットは?

投薬用おやつは獣医師が監修などしているため安全にできていることが多いですが、添加物については課題もあるようです。

また、アレルギーは猫ちゃん個人によって出るか出ないかが違いますので注意して下さい。

投薬用おやつはだいたいウェットフードと同じような材料で作られてることが多いです。ウェットフードでアレルギーのある猫ちゃんを飼っている方は原材料に注意して下さい。

また、投薬用おやつのデメリットとしては通常のおやつよりも割高なことがあげられます。

例えばいなばのチャオちゅ~る投薬用は普通のちゅ〜るの倍以上の値段がします。これは獣医師が監修していたり、粘度を高めるために手間がかかっていたりするので仕方ないのですね。

実際にフレイくんが投薬用おやつで薬を飲んでみます

先日、フレイくんがお腹を壊したので、試しに投薬用おやつでお薬を飲んでもらいました。

投薬用おやつはメディボールという種類のものです。飲んだお薬はフラジールというお腹のお薬です。

フラジール

これがフラジールです。苦いんですよね〜。

メディボール外装

こちらがメディボールです。15回分で1000円ぐらいでした。

メディボール

中身はこんなふうになっています。

メディボール1個

形状はこんな感じ。丸っこい玉ですね。感触は柔らかい粘土状です。指で押すとフニャッと潰れるぐらいの柔らかさです。

メディボールを潰してフラジールを包みます

メディボールを潰してフラジールを包みます。まんじゅうにアンコをつめる感覚でコネコネと包めばオッケーです。

錠剤を包んだメディボール

このように完全にフラジールは包み込まれます。わさくんが興味津々で見に来ました。

フレイくんはメディボールをすぐに食べ始めました

出窓で寝てたフレイくんに持っていきます。匂いをかいだらすぐに食べ始めました。すごい嗜好性です。

メディボールを食べるフレイ
メディボールを食べるフレイ
メディボールを食べるフレイ

おもしろいのは、ゴクンと丸呑みするんじゃなくて、ムシャムシャと噛んで食べるところ。

噛んだら苦い薬の味もするはずなんですが、なぜか吐き出しません。完全に美味しい味のおやつだと思いこんでいます。

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ものの30秒ほどで完食しました。よだれが大量に出たんですが、それはフラジールをボリボリ噛んだ作用でしょう。

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お口を拭いてあげたら終わりです。

非常に手軽で簡単でした。

投薬用おやつ原材料レビュー3選

ではここで、投薬用のおやつ3種の原材料を見てみましょう。

いなばチャオ投薬用ちゅ~る

猫飼いなら知らない人はいない「ちゅーる」ブランドの投薬用バージョンです。

ちゅ~るのメリットはその圧倒的な嗜好性です。ご存知のように全てのキャットフードのなかでいちばん食いつきがよいと言っても過言ではないですよね。

そのちゅ~るで薬を包めば美味しく食べられること間違いなしなわけです。

また、普通のちゅ~るはドロドロしてますがこちらは粘土状でお薬を包めるのがメリットです。

amazonの商品ページによると材料は以下のとおりです。

まぐろ、糖類(オリゴ糖等)、まぐろエキス、寒天、殺菌乳酸菌、植物性油脂、増粘安定剤(加工でん粉、増粘多糖類)、ミネラル類(Na、P、Cl)、調味料(アミノ酸)、ビタミンE、タウリン、紅麹色素、緑茶エキス

気になる添加物は加工でん粉ですが、厚生労働省と欧州当局によれば人体に害はないとのことです。

⇒食品安全委員会 添加物専門調査会

ただ、猫に長期的に与えた場合にどのような害があるかは研究されてないです。

人間も普通に普段の食事で食べているものですので、猫に食べさせたからといってすぐに害があるというようなものではありませんが、長期的な安全性については未知数な部分がありますので、あまり頻繁に与えるのは念の為に避けたほうがいいでしょう。

食いつき5
安全性3
包みやすさ4
総合評価4

メディボール(株式会社ジャパンペットコミュニケーションズ)

今回フレイくんが使用した商品です。

メリットはなんといっても使いやすさでしょう。一口サイズずつ小分けにされていて、簡単に錠剤を包むことができます。

またお薬の大きさや猫ちゃんの口の大きさに合わせてちぎったりくっつけたりして使うことができます。

また、その食いつきの良さをフレイくんで試したところ、とても喜んで食べました。個体ごとの好みはありますが、全く食いつきが悪いことはなさそうです。

amazonの商品ページによると原材料は以下のとおりです。

鶏ササミ、まぐろ、小麦粉、グリセリン、ソルビトール、植物油脂、ビタミンE、ソルビン酸K

ソルビトールとソルビン酸Kが気になりますね。

ソルビトールとは人工甘味料です。原料はトウモロコシなので天然由来ではあるのですが、大量に摂取すると下痢することで知られています。

猫は甘味を感じないので入れる必要はないと思うのですが、なぜ入れているのか気になりますね。

また、ソルビン酸Kについては、ペットフード安全法で研究対象の物質に指定されている要注意添加物です。

⇒ペットフード安全法

原材料表記は多く入れてるものから順に書く決まりになっているので、一番最後に書かれているソルビン酸Kは影響がないほどの微量しか入ってないのでしょうが、こちらの商品についてもあまり日常的に食べさせないほうがいいでしょう。

食いつき4
安全性3
包みやすさ5
総合評価4

グリニーズ 獣医師専用 ピルポケット(マーズ)

自然由来の主成分にこだわった投薬用おやつです。

私は買ったことないのですが錠剤やカプセルを入れる穴が開いてるので非常に使いやすそうですね。

ただ、アマゾンレビューを見てみると、食いつきは好みが分かれるようです。後から薬だけ吐き出してしまったという場合が多いですね。

原材料をを見ると以下のとおりです。

乾燥チキン、小麦粉、小麦グルテン、植物油、コーンシロップ、乾燥チキンフレーバー、タンパク加水分解物、脱脂粉乳、グリセリン、pH調整剤、増粘安定剤(キサンタンガム)、酸化防止剤(ミックストコフェロール、ローズマリー抽出物)

ちゅ~ると同じく増粘安定剤が入ってますね。

やはりどうしても投薬用は粘度を高めないといけないので増粘安定剤が不可欠みたいですね。

ただ材料的には上2つよりもマシな印象です。キサンタンガムはトウモロコシから抽出した多糖類で、毒性はないことが知られています。

ただ猫に対する研究はありませんのでまだ全面的に信頼するのはやめたほうがいいですが…。

食いつき3
安全性4
包みやすさ5
総合評価4

まとめ:飲まないときは迷わず投薬用おやつを使おう

投薬用おやつは便利なものですが、添加物の長期的な影響についてはわかってないことが多いです。

やはり粘度を上げるための増粘安定剤が課題ですね。

ただ添加物の長期的な影響よりも薬を飲まないことの短期的リスクのほうがはるかに高いので、どうしても飲まないときは迷わずに投薬用おやつを使いましょう。

猫ちゃんが病気で苦しそうなのに長期的な影響とか考えても本末転倒ですよね。

ゼロリスク思考で極端な考え方をせずに上手く考えていきましょう。

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