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【猫の撫で方】猫に好かれる・嫌われる撫で方とは?

【猫の撫で方】猫に好かれる・嫌われる撫で方とは?

猫を撫でようとして逃げられたり、撫でている途中で急に噛まれたりした経験はありませんか?

猫を撫でるときは「撫で方・撫でる場所・タイミング」の3つに注意しましょう。

間違った撫で方を続けていると、今後撫でさせてもらえなくなってしまうかも知れません。

この記事では、猫に好かれる撫で方と嫌われる撫で方を紹介します。

猫ともっと仲良くなりたい人は、ぜひ読んでみてくださいね。

目次

猫を撫でるのは大切な行為

猫が好きな人は、ふわふわで可愛い猫を見るとつい触りたくなってしまいますよね。

猫を撫でる行為は、母猫が子猫を舐めるのと同じ愛情表現の一つです。

スキンシップによって、猫との絆が深まります。

しかし、撫でる行為の大切さはそれだけではありません。

猫が撫でられるのに慣れていると、次の3つの効果が得られます。

  • からだの異変に気づける(しこりや怪我など)
  • ブラッシングなどのお手入れがしやすくなる
  • 猫が不安なときに落ち着かせられる

上手な撫で方ができれば、猫と飼い主の双方に有益な環境が作れます。

猫を撫でるタイミングは?

撫でられるのが好きな猫でもタイミングを間違えるとストレスになります。

可愛くて撫でたいと思っても、場合によっては我慢しなくてはなりません。

どのようなタイミングで撫でるとよいのでしょうか。

見極めるポイントも説明します。

猫を撫でてよいとき

  1. 近くに擦り寄ってきたとき
  2. リラックスしているとき
  3. 機嫌がよいとき

飼い主に擦り寄ってきたときは、甘えたいサインです。

気持ちは子猫ですから、母猫がするように優しく撫でてあげるとゴロゴロと喉を鳴らす場合があります。

抱っこに慣らしたいときも、このタイミングで無理なく抱くようにすると慣れやすいでしょう。

また、まったりウトウトしながらリラックスしているときや、機嫌がよいときも撫でるチャンスです。

しっぽを大きくゆっくり振っていたら機嫌がよいサインなので、邪魔をしない程度に撫でてあげましょう。

猫を撫でてはいけないとき

  1. 食事をしているとき
  2. 遊んでいるとき
  3. 毛づくろいをしているとき
  4. 眠っているとき
  5. 機嫌が悪いとき

猫は自分の行動が邪魔されるのを嫌います。

食事・遊び・毛づくろい・眠りの最中は、撫でるのを我慢しましょう。

また、機嫌が悪くてイライラしているときに「どうしたの?大丈夫?機嫌直して」と撫でると逆効果です。

しっぽをバタバタと振る・目がつり上がっている・イカ耳になっているなどの状態は機嫌が悪いサインなので、そっとしておいてあげましょう。

猫が好きな撫で方・撫でる場所

猫に好かれるためには、上手な撫で方と撫でる場所が重要です。

個体差はありますが、ほとんどの猫が喜ぶポイントを紹介します。

①顔周り・首

まず間違いなく猫が好きな場所は「顔周り・首」です。

部位ごとに撫で方のコツがあります。

  • 額〜後頭部、ヒゲ周り、耳周り・・・指の腹でそっと撫でる
  • アゴ下・・・指先でコチョコチョするように撫でる
  • 首周り・・・カリカリ掻くように(強すぎ注意)

顔周りは特にデリケートなので、人差し指1本で十分です。

力加減はソフトタッチを意識しましょう。

【猫の撫で方】猫に好かれる・嫌われる撫で方とは?

②肩

首の付け根あたりから肩甲骨、さらに腕の付け根にかけて、指先でマッサージするように撫でます。

力を入れすぎないように注意し、撫でるのとマッサージの間くらいのごく軽い力加減を意識しましょう。

③背中

後頭部からおしりにかけて、手のひら全体を使い、ゆっくり優しく毛並みにそって撫でます。

毛並みに逆らって撫でると猫はストレスを感じるため、必ず毛の流れを意識しましょう。

④おしり(しっぽの付け根あたり)

おしりは苦手な猫も多いですが、撫でてみて気持ちよさそうにしていたら背中と同じく手のひら全体で優しく撫でます。

たまに軽くトントンしてあげてもよいでしょう。

ただし、しっぽの付け根周りはとても敏感なため嫌がったらすぐにやめてください。

猫が嫌いな撫で方・撫でる場所

猫が好きな場所でも、撫で方が強すぎれば嫌がられます。

また、足先やおなかは攻撃を受けて負傷すると致命傷になるため、本能的に守ろうとするでしょう。

また、真正面から近づいて撫でようとすると防衛本能が働くため、後ろの方向から近づくとよいです。

①足先・肉球

足先は優しく撫でるなら好む猫もいますが、掴まれるのは嫌がります。

野生化で足を負傷すると天敵に襲われたときに逃げられなくて致命傷になるため、本能で守ろうとするからです。

②おなか

おなかは猫の最大の急所といえる場所です。

リラックスしておなかを上に向けていても、撫でるのはやめましょう。

まれに平気な猫もいますが、ほとんどの猫はおなかを触ると蹴ったり噛んだりしてくるはずです。

③しっぽ

しっぽは猫のアンテナであり、とてもデリケートです。

背中を撫でるとき一緒にしっぽの先までそっと撫でるのはよいですが、掴んだり引っ張ったり過度に刺激するのは絶対にやめましょう。

急に噛んでくるのはなぜ?

撫でていて気持ちよさそうにしていたのに、急に蹴ったり噛んだりされた経験がある人は多いはずです。

猫の態度が急変する理由は、主に3つあります。

理由①嬉しすぎてテンションがあがった

撫でてもらっている嬉しさからテンションがあがってしまうと、じゃれるように甘噛みします。

甘噛みといってもあまり加減をしてくれないので、結構痛いです。

怪我をする前に手を引っ込めてしまいましょう。

理由②「そこじゃない!」という不満

猫が好きな場所を撫でていて、少しズレると「そこじゃないよ!」といわんばかりに噛んだり蹴ったりする場合があります。

理由③「もういいよ」という終了の合図

ある程度撫でて満足すると、「もういいよ」という合図として噛んだり蹴ったりする場合があります。

猫の性格上、主導権はいつでも猫自身です。

猫の気分次第ですから、猫が満足したあとも撫で続けると「しつこいなぁ!」と思われてしまいます。

ちょっと理不尽な気もしますが、可愛い愛猫が相手なので仕方がありませんね。

いつもと違うと感じたら

猫を撫でていて、いつもは気持ちよさそうにしているのに急に嫌がったり唸ったりしたときは、もしかしたら痛みがあるのかも知れません。

そういった場合は怪我をしていないか、しこりや腫れがないかなど確認してみてください。

歩き方をチェックするのもよいです。

異変を感じたら、動物病院に相談しましょう。

上手な撫で方を知って、猫ともっと仲良くなりましょう

猫は好き嫌いがはっきりしている動物です。

猫が好きな場所を上手に撫でてあげて、猫に好かれるようにしましょう。

撫で方が上手だと、猫のほうから「撫でて〜」と寄ってきますよ。

この記事を参考に、ぜひ今まで以上に愛猫と仲良くなってくださいね。

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